ライダー向けジーンズの特徴
ライダーにとって、安全走行をする上でなくてはならないのが機能性に優れたバイクウェアです。
優秀なバイクウェアは、万が一転倒した場合などでも身体をきちんと保護してくれます。
ライディングジャケットにおそろいのパンツを履くのもおすすめですが、街乗りでも気軽に着れるようなウェアが欲しいというライダーには、安全性の高いジーンズがおすすめです。
バイクに乗る際には活発な動きが必要ですので、ジーンズと言っても伸縮性があることが大切です。
破れにくい素材で作られていないと、ツーリングで転倒してしまった際などにはケガをする危険があります。
もうひとつ大切なのは、プロテクターが内臓されていることです。
特に腰と膝の部分はケガをしやすいので、気軽な街乗りでもプロテクターが装着されたジーンズのほうが断然安心です。
おしゃれを気にするライダーであれば、履いたときのシルエットなども大切ではないでしょうか。
おすすめのライダー向けジーンズ
特に女性ライダーたちの間で人気が高いのが、OXFORD社から発売されている「ARMOURLITE DENIM(アーマライトジーンズ)」です。
アーマライトというのはパラシュートなどにも仕様されている素材で、糸状のポリアミドが織り込まれているため、優れた耐久性を期待することができます。
EUではバイクウェアの安全性能基準・CE規格が「AAA(レーシングスーツ)」「AA(革製品)」「A(街乗り用)」の3段階で評価されているのですが、アーマライトジーンズはコットン製でありながら、革製品と同じAAの評価を受けています。
AAというのは、時速70kmの摩耗試験で2秒間耐えられる強度という意味です。
「ライディングジーンズ」と称されるジーンズでも、多くの製品はAランクの評価さえ受けていないので、アーマライトジーンズがいかに高性能かがわかると思います。
もちろん、膝と腰の部分にもCEレベル2のプロテクターが内蔵されているので、ロングツーリングでも安心です。
ちなみに、腰部分のプロテクターはメンズとレディースで形状が異なります。
サイズ展開はS(8)・M(10)・L(12)の3段階で、シルエットはスリムフィットとジェギンスの2タイプがあります。
国内では、日本人の体型に合わせたアジアンフィットモデルが発売されている他、股下が長いアジアンフィットプラスというモデルもリリースされています。
お値段のほうは20,000円からちょっとお釣りがくる程度で、製品の耐久性を考えれば決して高い買い物ではありません。
レディース向けとしては、OXFORDの「パンサーライン」も一度試してみることをおすすめします。
ワックスジェギンスで、お手入れをしなくてもつややかさが持続します。