カスタムは極力控える

カスタムにかかる費用

バイク好きなら、一度はやってみたいと想うのがカスタムです。
既成のバイクを自分好みに改造するカスタムは、バイクの楽しみでもあります。
ところが、カスタムというのはほんの何気ないパーツを交換するだけでも数千円~数万円はかかるケースがほとんどです。
ですから、お金をあまり使わずにバイクを楽しむためには、カスタムを極力控えることが大切です。

カスタムにかかる費用を別の費用にまわそう

金銭的に余裕があれば、カスタムにいくらお金をかけてもかまないかもしれません。
しかし、限られた予算でバイクを楽しもうとするのであれば、カスタムにかかる費用を他の費用にまわすことを考えたほうがいいかもしれません。
例えば、バイクのタイヤはすり減ったら交換をしなければなりません。
タイヤ交換の目安は、走行距離10,000〜20,000km、または買ってから3〜5年が目安です。

バイクのタイヤの値段は排気量によってかなりの違いがありますし、メーカーによっても価格は異なります。
大まかな目安で言えば、125ccバイクのタイヤが5,000〜8,000円、250〜400ccの場合で8,000〜25,000円、さらに大型になると30,000円のタイヤも珍しくありません。
タイヤ交換の工賃はそれほど高くないとはいえ、フロントタイヤとリアタイヤの療法を交換するとなると、けっこうな金額になります。

バイクで定期的に交換が必要なのは、タイヤだけではありません。
エンジンオイルやフィルターなども、定期的な交換をする必要があります。
さらに、エンジン内にきれいな空気を送り込むためのパーツ「エアクリーナー」も交換が必要ですし、ディスクブレーキも劣化が目立つパーツのひとつです。
ディスクブレーキの中でも、特にディスクローターとブレーキパッドは摩耗によって劣化する部分なので、点検と交換は欠かせません。

チェーンやスプロケットなどの足回りのパーツも、どうしてもすり減ってしまうので、定期的に交換しなければなりません。
バイクを常にベストコンディションに保つためには、ざっと見ただけでもこれらのパーツを定期的に交換する必要があり、費用もそれだけかさんでしまいます。
このようにメンテナンス代だけでも費用はかかってしまいますから、バイクを持ち始めたのであれば、カスタムは極力控え節約をするのがおすすめです。

バイクは好きだけれど維持費にあまりお金をかけたくないというのであれば、125ccの原付二種を選ぶのがおすすめです。
125ccであれば自動車重量税を納める必要がありませんし、タイヤなどの値段も大型バイクと比較すると安めです。
また、バイクに乗るのは休日だけというのであれば、レンタルバイクを利用する方法もあります。
特に賃貸住宅に住んでいる人の場合、バイクを駐車しておくだけでもお金がかかりますから、レンタルに切り替えることを考えてみるのもいいかもしれません。

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