オイル交換を自分でやるのとお店に依頼するのどっちがお得?

メンテナンス

メンテナンスの基本の一つであるオイル交換。お店に任せることが多いと思いますが、自分で対応可能です。
自分でできるならお店に任せるのとどちらがお得でしょうか。

お店によっては無料な場合も

オイル交換はバイク販売店、バイク用品店、ガソリンスタンド、整備工場で依頼できます。
費用は原付なら1,500円程度、大型バイクなら4,000~6,000円ほどです。オイルフィルターの清掃を含めるとプラス1,000円です。工賃自体は1,000円ほどなので、オイル代に左右されると思っていいでしょう。
所要時間も10分程度で終わります。バイクを購入したお店の場合、オイル交換無料やオイル代のみで工賃が無料だったりします。店舗によってはオイル交換キャンペーンや会員に入会すると、工賃無料となる場合があります。

自分でオイル交換する場合

自分でオイル交換をする場合、オイル自体はホームセンターやバイク用品店で1L/1,000円程度で購入できます。また、交換だけではなく廃油処理を行うため、ホームセンターやバイク用品店で廃油パック(300円程度)が必要です。そうすると、1Lオイル交換をする場合、1,300円ほどで交換できることになります。容量次第ですが、自分でやったほうがお得になる計算です。ただし、自分でオイル交換をする場合は、工具を持っていることが前提です。工具は10,000円前後必要なので、今後も自分でオイル交換をするというなら工具を揃えましょう。

オイル交換に必要な道具

オイル交換に必要な道具は以下の通りです。

新品のオイル

必要なオイル量は車種によって異なります。自分の乗っているバイクがどのくらい必要なのか調べておきましょう。

ドレンワッシャー(ドレンパッキン)

ドレンボルトを締めた際、すき間を密着するものです。基本的にオイル交換毎に新品に交換します。使い回しをしているとオイル漏れの原因になります。

オイルジョッキ

新しいオイルを注ぐジョッキです。

排油ボックス

古いオイルを処理するための箱です。古いオイルをたれ流したりしないようにしてください。排油ボックスの捨て方は各自治体によって異なりますので、確認しておきましょう。

工具

ドレンボルトを外したり締めたりするために必要です。ボルトがなめないように適切なサイズのメガネレンチやソケットレンチを使用します。

オイル交換の方法

エンジンを暖機してオイルを温めておくとオイルが柔らかくなり、抜きやすくなります。必要以上に暖機するとオイルが熱くなりすぎるので、火傷してしまう恐れがあるので軽く暖機で大丈夫です。
排油ボックスをセットしてドレンボルトを外して古いオイルを抜きます。オイルを抜き終わったら、ドレンボルトを締めますが、その際ドレンワッシャーを新品に交換しておいてください。
ドレンボルトを締めたら、新しいオイルを入れていきます。規定量に従って入れてください。オイルの注入が終わったら、蓋をしてエンジンをかけてみます。オイル漏れがなければ交換完了です。

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