「KTM 390DUKE」の特徴
最近気になるバイクのひとつに、KTMの「390DUKE」があります。
KTMというのはオーストリアのオートバイメーカーのことで、正式名称の「Kraftfahrzeug Trunkenpolz Mattighofen」の頭文字を取ったものです。
1934年に創立されたKTMからは数々の名作が発表されていますが、中でも最近話題を呼んでいるのが390DUKEです。
ダカールラリーやMotoGPなどで長年活躍を続けてきたKTMのバイクの中でも特に人気の高いDUKEシリーズは、2024年になって新モデルが発表されました。
その中でも、390DUKEは軽やかなハンドリングと敏捷性、そして力強いパフォーマンスが特徴です。
エンジンには新世代のLC4c 398.7ccエンジンが搭載されており、EURO5.2排ガス規制にももちろん対応しています。
環境に優しいにもかかわらず、加速がスムーズでパワーも十分な仕上がりになっており、高性能の走りが期待できます。
「KTM 390DUKE」のオシャレポイント
390DUKEは人間工学を最大限に考慮してデザインされており、ホイールベースが従来よりも少し長くなっています。
標準シートは820mm高なのですが、KTM Power Partsのために用意されたオプション装備のシートを装着すれば800mmに変更することも可能です。
全体的にスズメバチのようなアグレッシブな外観がこのバイクのポイントで、カラーバリエーションは全体がオレンジ系の「エレクトロニック・オレンジ」と、ブルーとオレンジのコントラストがおしゃれな「アトランティック・ブルー」の2色です。
2024年のモデルチェンジによって新しく生まれ変わった第三世代の390DUKEは、フロントに照度の高いLEDライトが付いており、夜間の視野も抜群です。
メーカー希望小売価格は789,000円で、スペックに対してのコストパフォーマンスも良好です。
5インチ接着ガラスTVTダッシュボードはコンパクトにまとまっており、スマートフォンとの接続もスムーズで、走行中に音楽を再生したり、通話に応答することもできます。
金属製のフューエルタンクや、LEDポジショニングライトのレイアウトなどもすべて計算し尽くされた美しさで、ライダーの趣味の良さを伺わせます。
オプションパーツも豊富で、グレーとオレンジの配色が渋いシートバッグはロングツーリングのときにも重宝しそうです。
また、個性的な六角形のミラーも、バイクをカスタムするのが好きな人にはおすすめのオプションパーツです。
いずれも輸入品ですので、値段はその時々で変化しますが、十分検討の価値があるでしょう。